2009年 05月 09日
第2回大阪湾生き物一斉調査 in せんなん里海公園海岸
(9:15~15:30) …せんなん里海公園人工磯浜「礫海岸&タイドプール」
一般募集参加者 約37名 スタッフ 約28名
(うみべの森を育てる会 9名)(CAN 4名)(ハーブタベストリー香りの会 3名)
(海藻おしばくらぶ 3名)(自然と本の会 3名)
(釣り文化協会 2名)(公園協会 1名)(講師 3名)
9:40 一般参加者受付
9:50 スタッフ合同ミーティング…せんなん里海公園潮騒ビバレー前
挨拶…河原事務局長
スタッフ全員の自己紹介
講師紹介…鍋島先生(大阪府水産技術センター)
山下先生(大阪湾岸生物研究会)
唐沢恒夫(大阪湾岸生物研究会)
10:05 一般参加者&スタッフを5班に分ける
10:16 鍋島先生…生き物の調査の注意点
特に触っては危険な生き物の説明
10:20 各班「人工磯浜:礫海岸」へ移動
10:35 現地で鍋島先生より調査の注意点説明
水質調査…指導「釣り文化協会」
礫海岸…海水温 17.5度
PH 8.3 BO 7…平均
塩水濃度 1.030…平均
(大阪湾入口1.033 大阪湾奥淀川河口 1.028)
10:43~ 「生き物調査開始」
…「元気のよい子どもたちは早速生みに入り生き物見つけ開始
今年のお母さん方は静かに子どもを見守っている人が多い
特に元気のよい女の子たちが目立った
特に専門スタッフは参加者が目を付けない生き物を詳細に調査していた」
11:08 生き物の同定と説明…鍋島先生 山下先生
…同定用の生物採集以外は海に返した
11:30 各班「人工磯浜:タイドプール」へ移動
11:45 現地で鍋島先生より調査の注意点説明
11:50~ タイドプールの生き物調査開始
…「タイドプールは浅く改造されており
中へ入って観察が可能になった
石にスベって尻餅をつき濡れてしまった子どもは
逆に水の中へどんどん入るようになり
石の下からいろんな生き物を見つけていた
特に水中の砂の中から大阪湾で生息を確認したことのない
珍品のムラサキカイを見つけたのは大発見である」
12:23 生き物の同定と説明…鍋島先生 山下先生
水質調査…指導「釣り文化協会」
タイドプール…海水温 22.0度
PH 9.0 BO 9…平均
塩水濃度 1.030…平均
12:50 参加者解散
13:00 昼食&ミーティング:花の広場…うみべの森を育てる会会員
箱作小学校学習サポートスケジュールとその準備
5月10日…ホダギ調達
5月11日…チップをカブちゃんベッドまで搬送
「採集した生物の同定調査」
スタッフ 約13名
(13:450~15:30)…潮騒ビバレー2階会議室
鍋島先生が中心になって同定調査開始
同定した生き物を1種類ごとに柴田さんが写真撮影
1.海草 アマモ 1種類
2.海藻類 ウミウチワ・オバクサ・クロモ等 22種類
3.底生動物 マナマコ・バフンウニ・カミクラゲ等 17種類
4.貝類 ケガキ・アカニシ・ムラサキガイ・アサリ等 20種類
5.カニ類 ハクセンシオマネキ・スエヒロガニ等 9種類
6..魚類 ミミズハゼ・ダイナンギンポ等 5種類
以上74種類を同定しながら写真を写し時間がかかった
これ以外に現物を持ってきていない生物も何種類もある
今日は採集したのだけでも100種類以上ある
我々の知っているこんな近くの海辺にこんなに沢山の
生き物がいるとは驚きである
見ていても説明を聞かないと知らないものが多い
我々ももっと身近なものを知り
子どもたちに伝えて行く必要があると再認識した
「うみべの森を育てる会」活動記録作成