2010年 03月 13日
野の花と出会う会「13峠を踏破しよう!」番外編「灰賦峠・白峠」
(9:10~17:20)
野の花と出会う会「13峠を踏破しよう!」
番外編「灰賦峠・白峠」
9:50 みさき公園駅前に集合
総員 20名[男性 10名 女性 10名]
9:52 岡幹事の挨拶&連絡事項
9:53 「本日のコースと見所&歴史」説明…里中先生(A4×3枚の資料配布)
…「みさき公園駅→白峠→深日墓地→灰賦峠→石投げ地蔵(古)→
石投げ地蔵(新)→イノシシ飼育場(加茂谷)→景見が池(和泉式部)
→金乗寺」
10:00 みさき公園駅出発→国道26号→「くにべ」料理店の裏山へ→
夕野池へ出た→
10:38 「白峠(しらとうげ)」…住宅が建ち古道はハッキリしない
夕野池側の私有地に一部痕跡が残されていた
このあたりの地質は大阪層群で
色の白い部分の土が多く白峠と呼ばれたと思う」
10:45 国道26号(味里の横)→大阪ゴルフ前から山の方へ入る→深日墓地
11:04 「灰賦峠」…大阪ゴルフ場前に看板があるが
実際は深日墓地の真ん中を通っていた
今は出口も入口もはっきりとは分からない
1582年6月織田信孝軍が和歌山の鷺ノ森を攻めるとき
深日・谷川の門徒衆1800人が灰賦峠で応戦し
かまどの灰をまき目潰し作戦に出た
→途中で信長軍は本能寺の変で引き上げた
11:15 灰吹池(灰吹グラウンド)→深日小学校の裏山→
11:25 「懐古房」(深日焼き窯)
…田島主人に登り窯に案内してもらい説明をしてもらった
11:40 裏山から国玉神社へ
11:45~12:18 「国玉神社本堂前」昼食
…時々小雨がぽろついていたが 弁当を食べるには問題がなかった
12:18 出発…国玉神社の急な階段を降り
ムクノキやヒノキの大木に驚きながら
「トトロの森だ!」と言いながらも楽しんでいる
12:27 深日行宮跡→
大川沿いに国道26号へ出て途中から旧深日駅へ向う
南海電車本線の線路を越えて笹薮の中を苦労して歩いた
3m近い笹を歩けるように事前に
里中先生たちが刈り取ってくれていた
12:58 石投げ地蔵(古)…織田信孝軍に応戦した古戦場
…笹薮の中で周りは何も見えない→深い笹の中を更に奥へ
13:10 名もない池(みさき台団地下)→国道へ引き返す
13:25 旧深日駅で小休止→13:35 出発→国道を横断して林道加茂谷線へ→
13:41 石投げ地蔵(新)→
13:48 出発→加茂谷池の側のイノシシ飼育場を見ながら山越え→
途中道を間違え引き返して府営岬深日住宅団地→
48宝樹寺→ロータリー→
国道26号→途中から深日漁港方面へ入る
金乗寺…境内のイチョウ(珍しい気根も見られた)・
バベ・ソテツ・タニワタリ等の古木も観察
きれいに咲いているミツバツツジに歓声
住職が本堂を開放してくださり
全員おいしいお茶をご馳走になった
「金乗寺の沿革」の説明を30分以上してくださった
16:00 金乗寺で自由解散
…淡輪方面の5人は長松海岸をのんびりと1時間以上掛けて歩いて帰った
「今日は曇り時々小雨であり
傘をさすほどの雨ではなかったのが幸運であった
当初は誰もが山道のないハイキングだと軽く思っていたが予想外の強行軍で
途中で加茂谷池から宝樹寺への山越えが少々きつかったようで
景見が池見学も中止したが リタイア組みも2人ほど出たが
何とか全てのコースを回ることが出来た
里中先生には道々多くの樹木や植物や地層の話をしてもらった
ホトケノザとヒメオドリコソウの見分け方を知っただけでも収穫である
ウグイスの鳴き始めのつたない声も聞こえたし モクレン モモ ヤマザクラ
モチツツジ ミツバツツジ タンポポ レンゲ ハマダイコン等々の花も見られ
枝の中に別の枝が食い込んでいる古木の現象等も見られた
笹薮の道作りの笹刈りを事前にしてくれていた里中先生たちにも頭が下がる
ありがとうございました」
「野の花と出会う会」活動記録作成