2011年 12月 04日
第7回番川クリーンアップ作戦 in 岬町淡輪
(7:50~11:00)
「大阪府広報」より
番川を守る会(岬町)
◆自分達の手で美しい番川を!
番川は、岬町淡輪地区を流れ、大阪湾に注ぐ唯一の二級河川です。
農業が盛んであった頃には水利組合が管理や清掃を行っていましたが、
農業に従事する人が減少し、水利組合の活動が少なくなったため、
土石がたまるようになってしまいました。
そこに暖竹や葦、草などが生え、川の流れが細ってくるとゴミの不法投棄を誘い、
番川の水質が年々悪化してきました。
私達が子どもの頃は、番川でよく川遊びをしたものですが・・・
「地域を流れる番川を自分達の手で美しく蘇らせ、
地域住民に親しまれる川にしたい」との想いから、
平成20年10月、「番川を守る会」を設立しました。
岬町淡輪地区は、地域活動がもともと活発で、
連合自治会を中心に地域の結束がしっかりしていたことが守る会の結成にプラスになりました。
地区の住民は、守る会のほかにも、
府内で唯一の自然海浜を有する長松自然海浜の保全や
シルバー人材の活用などによる高齢者の生きがいづくり、
地域産品を販売する土曜朝市への参加など、色々な地域活動に関わっています。
◆番川クリーンアップ作戦
番川を守る会の活動は、「番川クリーンアップ作戦」として、
大阪府の「アドプト・リバー・プログラム」の登録と
岬町の「岬”ゆめ・みらい”サポート事業」の承認を得て、
平成20年11月に1回目の清掃活動を実施しました。
当日は、区長をはじめとする地域の役員だけでなく、若い家族や子ども達、
さらには府立岬高校の生徒や先生など、
予想を上回る人達に集まってもらった結果、みるみるうちに川がきれいになり、
大きな成果を上げることができました。
水量が少なく、植物の生育が抑えられ害虫などの少ない11月末から3月末までの間で、
地域住民が参加しやすいよう休日を選んで実施しています。
車を乗入れることができるほど川幅が広くない上に川岸も高いため、
刈り取った暖竹などは袋に詰めてクレーンで道路まで持ち上げ、
その後、焼却場所まで運搬しなければなりません。
地元企業やボランティアにはクレーン車やトラックを出していただき、
岬町には休日ですが美化センターを開けてもらっています。
また、岸和田土木事務所には資材の提供や清掃道具を貸出してもらうなど、
地域、岬町、大阪府が一体となった取組みとなっています。
クリーンアップ作戦の楽しみの一つに、
福祉協議会の皆さんが焼いてくれるたこ焼きがあります。
休憩時間にいただくのですが、参加者の皆さんに大好評です。
◆蘇った番川と今後の課題
クリーンアップ作戦により、
川岸から河床の岩盤まで見ることができる位きれいになりました。
最近ではホタルも見ることができます。地域の力とは本当に素晴らしいものだと思います。
幸いなことに参加者は毎回増えており、若い人達も運営に参加してくれるなど、
後継者も育ってきました。
今後の課題は活動費です。
地元企業やボランティアの厚意により重機などを出してもらっていますが、
いつまでも厚意に甘えることはできませんので、区長会から寄付を集め始めたところです。
◆さいごに
地域のパワーは、番川を蘇らせるという形でも結実することができました。
今後も、この活動が広がって「地域の絆を育む活動」となり、
番川が地域に愛されるシンボルとなることをめざして、引き続きがっばってまいります
…以上 大阪府広報より…
早朝より第7回番川クリーンアップ作戦に参加した
グループ参加より個人参加が多いのではと思う
ナベサダさんや丸山さんも来ていた
岸和田土木職員4人や岬町役場職員や道工町会議員も参加していた
受付登録者 160名…実質は180名くらいが参加していた
先日までの雨も懸念なく 秋晴れのような上天気である
水量も雨の影響はあまりない
番川を守る会代表 田代町長の挨拶で始まり
祗園橋から古田橋までの間の草刈りである
古田橋から少し先は河口で海が見える
作業開始はハシゴを伝って下りなければならない
川床は草だらけで水の流れは巾2mもなく 簡単に向かい側に移動できる
セイタカアワダチソウと戦い ススキやイバラやダンチクと戦う
ねぐらを荒らされてコンクリート護岸の斜面を逃げ惑う野ネズミもいた
刈り取った草は大きな袋に詰めてクレーン車で引き揚げ
大型ゴミ収集車へ詰め込む
ビニールや諸々のゴミを拾い集めて軽四輪車で運ぶ
一連の作業の途中で休憩が入り 待望にたこ焼きやお茶ペットにもありつく
180人もの人数が入ると1時間もすれば大部分の草は刈り取ってしまっていた
刈払機は3台稼動していたが この威力も凄い
なんと云っても数は力である
約2時間で予定の作業は終了した
終了後残っていた たこ焼きを十二分に頂いて満腹になった
福祉たこ焼きは岬町では一番おいしい
…たこ焼きに吊られて番川へ来たのかも…?
毎年の取り組み、素晴らしいですね。
やはり食べ物提供は参加者に魅力。
力仕事はできなくても
そういう協力の仕方があるというのも
いいですね。
あの人が営業していたとは思って居なかった。
竹菱の故美濃さんと四国出身で親しかったのは覚えている。
やはり酒飲みは早いのかなあ?
合掌
名古屋 内田康司