2012年 08月 16日
カニ調査サポート④ in せんなん里海公園
(15:40~16:40) …うみべの森
ビオトープ第4池と第3池のアオウキクサ取り
14日に気になっていた作業で
カニ調査の時に早い目に出てきて作業
今回はバケツ2杯で済んだ
大阪府立大学研究調査サポート
(16:40~20:40) …せんなん里海公園
大阪府立大学が岸和田土木の依頼で
陸ガニの生態調査をしている
せんなん里海公園内…定点観測調査…8箇所
①放水路(岬料金所横) ②あふれ滝…森
③うみべの森入口 ④雨水排水路
⑤田山川河口 ⑥自然海岸手前
⑦自然海岸真ん中 ⑧茶屋川河口
15分毎にカニの個体の点カウント
15分の巾単位で放仔の個体数カウント
アカテガニ・ベンケイガニ・クロベンケイガニ
稚ガニ・不明の5種類に分ける
…学生達は場所もカニもあまり知らない
うみ森会員が調査地域のカニの居る場所を教え
カニの種類を判断する
本日のうみべの森を育てる会参加者 3名[河原 柴田 立石]
それぞれ調査箇所を指示され本調査員として参加
今日の担当箇所は箱作西浜の自然海岸である
府立大学2回生のUさんと2人で調査する
3ブロックある自然海岸全てが受け持ちであり
海岸を調べ 道へ出て次のブロックへ移り調査する
往復30分 2000歩の行程である
3時間で12000歩は歩いた
女子大生とオシャベリしながらでなければ とても歩けない
15分単位での調査でキッチリの行程なので休む間もない
陽のある内はカニどころかフナムシも出てこない
動くものが全く見られずにややうんざりしていた
女子大生相手にオシャベリだけが弾んでいた
しかし ここは夕日の最高の見学場所なので
夕日が沈む前は早く歩いて夕日を楽しむ時間を作った
夕日の沈む直前の数分間を若い女の子と二人で
ロマンチックな気分になるべきであったが
夕日の沈む瞬間を写真に写すのが精一杯で
気がつけば日が沈み
次の調査活動が待っているだけであった
それでも夕日はたまらなくきれいであった
夕日が沈めば 流石にカニたちも動き出し
連絡通路のあちこちで姿を見ることが出来た
短時間の間に10匹以上は観察できた
カニを見つけて写真を写していたら
散歩中のおばちゃんが
「動いたらあかんで足元にカニいてるでえ」と云われ
足元を見れば長靴の上をカニが歩いていた
おばちゃんが「暑いやろう! 水やるわ」と云いながら
ペットボトルの水をカニにかけてやっていた
なかなか やさしい自然を愛するおばちゃんであった
「雨降ったら もっとようさん出てくるで」とも教えてくれた
少々疲れたが 楽しいカニ調査であった
オスのカニは多分ベンケイですね(^^)
暗い所で
クロベンケイを良く見つけられましたね~
ここまで赤いのはあまり見ませんが
3匹目はアカテですね v(^^)v