2013年 07月 18日
箱作小学校2年生「磯の生き物観察」サポート in 箱作自然海岸
うみべの森を育てる会:箱小2年サポート
(8:30~12:00)
参加会員(8名) [飯島 小島俊 柴田 杉本 立石 傳 中川 西台]
8:30…(うみ森:花の広場)から
バケツ 網 観察箱 & ブルーシート等を準備
9:10 ミーティング:うみべの森を育てる会会員
本日のスケジュール説明…西台 傳
9:23 児童 37名到着 引率の先生 3名・・・総計 40名
(にわか雨を懸念して砂浜にブルーシートを準備
最悪の場合ブルーシートの四隅を持てばテントになり
子どもらを入れてやれると想定)
…子どもたちは ぬれてもよい靴や服装に着替えて整列
9:33 挨拶(傳) & 会員自己紹介
9:35 海岸植物の話…柴田
…ハマダイコン・ハマヒルガオが少なくなった
オカヒジキ・ツルナは食べられる
コマツヨイグサ・ハマウド・ハマユウ 等々
…海岸植物の種は海から運ばれてくる
9:40 生き物探しの注意点…傳「走らない 石は元の状態に 生き物は逃がす」
9:43 生き物探し
…今年は全員が足元は上履きを履き 手袋を持っている
割合に暑いのですぐに水にじゃぶじゃぶ入っていた
最初は安全な砂浜ばかりで探していたが
徐々に牡蠣殻が一杯付いている岩をひっくり返してカニや生き物を探し出した
牡蠣殻で手や足を怪我をしないかヒヤヒヤであったが・・・
靴を履き手袋をしていたので怪我はなくてほっとした
網を持っているので小さな魚なども捕まえていた
ガザミを捕まえた子は得意そうで 殆どがヒライソガニのようだ
10:17 みつけた生物のお話…傳
…たくさんの生物を子ども達は見つけてきた
人数が多いので2組に分けての説明になった
傳さんの周りを囲んで熱心に話を聞いていた
手で触って感触も確認していた
2年生なので専門的な話はせずに わかりやすい話にしていた
10:31 集めた生き物を子ども達の手で全て海に逃がしてやる
10:37 海岸のゴミ拾い
・・・生き物入れのトウフパックがゴミ入れになっていた
全員熱心にゴミ拾いをしている
中には砂が入って埋もれていた大きなゴミ袋を引っ張り出した子もいる
(大人でもギブアップしていたのに・・・)
11:01 終りの挨拶と注意
「海は危険だから友達同士だけでは来ないように
必ず家族と一緒に来ることにしよう」
11:05 子ども達 学校へ帰って行く
…「昨年までに比べて先生の指導は厳しくなっているようだ
今までは2年生と言うことで甘やかして大目に見ていたようだが
今日の対応は甘えを許さない厳しさがあり
先生も行動的で動いて叱っていたように思う
この対応が継続すれば児童たちも少しは集団行動と
個人行動の違いが身に付いてくると思う
全員が上履きと手袋とトウフパックを持っていたのは
事前の先生の指導の賜物と思う
これで子供たちが もう少し明るく我々とも素直に会話できれば
言うことはないのだが・・・
海岸植物にも大きな変化が出て来ている
あれだけたくさん育っていたハマダイコンが1株しか見つからなかった
ハマヒルガオも今までの群生地をコマツヨイグサに追い出され
海側に移動して数量も減っている
あまり強烈な暑さでないのにハマウドは枯れている
ツルナも増えているが一部枯れだしている
コマツヨイグサとオカヒジキが増えているように思う
うれしいことに今年初めてハマユウ1株を見つけた
我々素人が気が付くくらいだから
専門家は何かの変化に気が付いているのかも知れない」
例年より1~1.5ヵ月時期がずれると
植物も生き物も様変わりしますね。
事故がなく、よかったです(^^)
今年初めてですね
海も様相が変わりつつあるようです
テトラポットには先端が茶色の
柔らかい生き物のようなのが びっしりでした
注意深く観察する必要がありそうです