2007年 12月 18日
「行ってトクする!まちづくり講座」
(13:30~16:40)
「ボランティアが生き生きと活躍する
NPOをめざそう!」
場所 岬町役場2階会議室
講師 岡村 こず恵(社会福祉法人 大阪ボランティア協会)
参加者 36名
対象 市民活動に興味のある方
企画 社会福祉法人 大阪ボランティア協会
主催 岸和田市・阪南市・岬町・大阪府
…参加者は受付でクジを引き 6つの島の指定場所へ座る
入った時から普段の講座と雰囲気は違う
1.主催者あいさつ 岬町企画部秘書課
2.自己紹介
①講師の自己紹介
②参加者の自己紹介
6つのグループ毎での自己紹介
3.ボランティアって何だろう?
…各人が書き出し2人のグループ毎に
意見を協同する(交換する)
①ボランティアの持つ「チカラ」
②ボランティアの弱点
…各人が発表するのを講師がホワイトボードにまとめていく
4.休憩(15:15~15:25)
5.…前半の全員のグループ討議の結果を講師がまとめる
①ボランティアの特徴
…語源:古典ラテン語(voloウォロ):「意志」「喜んで~する」
ボランティアの生命線→「自発的・主体性」
行動原理→「共感」
無償性→経済的な利益を目的としない
ただでもやる意欲・行動力がある
(ボランティア=無料)ではない
材料代や必要経費もかかるのは当然
②ボランティアの弱点
「絶対~しなければならない」はボランティアにはなじまない
労働とボランティアの境目が不確か
思い込み 独りよがり 自己満足の落とし穴
熱心な人ほど辞めたくなる→自発性の逆説
③ボランティアコーディネーターの基本方針
*そのような社会を目指すのか
*どのようにボランティアをとらえるのか
…ボランティアは市民社会を構築する重要な担い手である
ボランティアは安価な労働力ではなく 無限の創造力である
*どのようにボランティアに向き合うのか
* どのようなボランティアコーディネーションを行うのか
④こんなとき どうすれば?
6つのグループ毎に検討
…ボランティア&コーディネーターの立場で
*急に活動に行けなくなった
*やりたくないが断れなかった
*自分が必要とされていない
…等々
[講師は若い女性であり 参加者は年配者が多く 我々に何を教えるのか?と
やや一歩身を引いた態度であったが
講座は一方通行でなく 参加者参加型で進められ
気が付けばワイワイガヤガヤと喋りまくっており 完全に乗せられてしまっていた
我々にボランティアの諸問題を十分に考えさせてから
講師がまとめに入ったので内容はよく理解できた
講演のつもりが研修に参加したようなものであった
講師は若いがなかなか進め方がうまく 感心してしまった」