2011年 04月 02日
野の花と出会う会H23年4月度例会
「四国山から高森山へ」
(9:20~15:40)

集合場所…貸切バス停留所(9:20淡輪駅・みさき公園駅・
深日小学校・オークワ前・町役場)
9:40 貸切バス:岬町役場前出発
「車中 岡幹事から
次回5月例会で 野の花と出会う会独自の例会は終了し
6月例会からは 岬自然散策会に合併するとの説明あり
散策会も里中先生が主催であり
散策方面も岬町周辺で 野の花と出会う会と同一方針になった
今後は 岬自然散策会として よろしくお願いします」

9:52 多奈川西畑:不動橋到着
総員 14名[男性 6名 女性 8名]
幹事挨拶…岡幹事
「本日は里中先生が欠席
会員の岬の山を知り尽くしている宇野さんが案内してくれる」
宇野リーダーの本日のコースの説明…A4地図を配布
ストレッチ体操…インストラクター 辻会員

10:06 不動橋出発⇒不動谷川沿いの林道奥池線を歩く

途中の川底の荒れ方や山からの水流の跡を見て
水の怖さを再認識する 不動谷口池を過ぎて

桜と間違えかねないボタンズルの綿毛を見たり


オドリコ草 ヤブコウジ キブシ ウラシマ草等々を
楽しみながら熟練したウグイスの鳴き声を聞きながら観察し


割合勾配のきついコンクリート道を歩く
やはりコンクリート道の坂道はきつい
10:55 高森山登山口で小休憩
11:00 高森山登山口から山道の登り開始

11:11 尾根道に到着⇒四国山へのルートを歩く


11:13 展望の良い場所で谷向こうの四国山を観察
一度下って再度四国山へ登る必要がある
「このまま真っ直ぐ行けたら楽やなあー」と
不謹慎な声も聞こえていた


ここから下り開始し途中の30mほどの急勾配の登りに
悲鳴を上げている者がいたが 歩くとそう急でもなかった

11:35 展望台到着

11:54 四国山「展望広場」到着

展望台に登ると360度の展望で眺めは最高である
住金和歌山 加太 友が島
双眼鏡で山の谷間に淡輪の海風館が見えたとも言う




12:00 下山開始
12:12 和歌山森林公園 山頂広場到着
「お弁当タイム」
テーブルとベンチの設備があり3組に分かれての食事
この横に小さな桜の木が満開なのが慰めであった



12:52 高森山へ出発
和歌山森林公園内のクスノキの森を下る
ここのクスノキは真っ直ぐに伸びているので
異様な景観であり
枝の張るクスノキがスリムなのもなかなか面白い

サクラの園は登りになったが 途中に丸太の橋があり
腐りかけているので渡るのには勇気がいる
一人づつ渡ったが ふらついて危なそうな人もいた
こんな冒険も出来たのが初めてのような気がする


13:36 高森山頂上広場
284.5mの低山ではあるがケルンまである

ここで どの道で帰るか討論し
結局 大川へ下ることに決定した

遥か下の方に大川から小島の海が眺められた

13:44 下山開始
急な坂道の連続の下り道であり
山道は大雨で洗われて掘れて石の露出した
非常に歩きにくい道である
そうでなければツタが縦横無尽に這い回っていて
足を引っ掛けそうな道の連続である
杖が絶対必要な坂道ではある
杖の持っていない者は
その辺の枝を拾って杖にしていた
一挙に250mくらい下ったように思える

14:23 小休止(橋を渡った所)
宇野さんに
「毎月第3土曜日に岬の山を案内して欲しい
名前は山の花と出会う会でも卯の花の会でもいい」
と第4土曜が具合が悪い人からの声が多かった

14:30 出発(大川へ出る道)
途中畑仕事中の80歳の老夫婦と立ち話
「高森山には砲台跡が5つある
山まで軍隊が石の階段を作った
イノシシは人間よりかしこくて
囲いをしていても荒らされてばかりだ」
とイノシシを尊敬しているようにサバサバしていた

この辺りはシロバナタンポポが群生している

初めて見るトウダイグサも観察できた

大川の報恩講寺の横を通って海へ出た

14:55 小島漁港到着
15:00 バス乗車…自由解散
「ヤマザクラを見るのが目的だったが
今年は開花が遅れており 咲いているサクラは殆どなかった
チラホラ咲いているのが見られた程度である
酒好きが花見名目でお酒が飲めれば満足だと云うのと
同じように山が歩ければ名目は何でも良いと
言ってもよさそうな会員ばかりで
15000歩 約9km強の山歩きであったが
今日の山歩きは少ししんどかったが全員が満足していたようだ
リーダーの宇野さんが里中先生のペースでお願いしますとの
出発時のお願いを聞いてスローペースで歩いてくれたのも
よかったのかも知れない
この会の雰囲気を持続させたい
会員の気持ちもわかるような気がする」
「野の花と出会う会」活動記録作成

