2012年 02月 21日
「住んでよし・訪れてよしの岬町を考える」 by 吉田順一 府立大教授
(15:30~17:10) …参加者 約50名
「住んでよし・訪れてよしの岬町を考える」
…『生活価値』をデザインする時代…
by 吉田順一 大阪府立大学21世紀科学研究機構 特別教授
(関西・EUオーストリアで活躍 1953年生まれ)
「日本国内や海外やと云う時代ではない
自分の住んでいる町が 如何に澄みよいかが問題」
「便利で豊だ⇒本当の豊かさとの間にギャップがある」
「日本人の豊かさとは⇒金持ちか貧乏かの感性のみ」
「日本人社会=みんなで一緒に貧しくなる構造」
「何かを変えなければの意識の先頭に立つのが大阪人
維新の会を選択した」
1.地域がめざす「真の豊かさ」とは
2.現在の成熟消費社会
*そろそろ戦後の日本型《官僚社会主義経済》の終焉
3.「ゆとり・豊かさ」の方程式
W=経済的・社会的選択の幅×時間的・空間的ゆとり×生活価値の洗練度
4.「豊かさ」への価値変革
*アメリカニズムの終焉(企画大量生産⇒大量消費)
*ハードツーリズム⇒ソフトツーリズム
(団体旅行⇒個人で 家族・友人と)
(慌ただしい時間⇒ゆったりの時間)
*「社交」としての観光
*スマートツーリズムの時代
5.「文化」とは…共有された価値
6.新しい地域プロデュースに向けて
7.地域文化創造=景観・環境マネジメント+異文化交流+文化デザイン
8.まとめ…「歓交」としての観光
*農業や商業・生業の再生が第一
*生活価値 ライフスタイル 景観・自然のトリニティーの全体系のプロデュース
「横文字が多くて やや理解に苦しむが
要は 価値観が変わっている
今までと同じやり方では 何処でもやっているやり方では
岬町の町おこしは出来ない
独自性のあるやり方が必要
住んでいるものが住みよい町だと認識している必要がある
その点で岬町は絶望的である
まず村意識をせめて町意識にまで変える必要があるが
これが至難の業である
海の自然 山の自然があっても村意識の阻害でどうにもならない
それにリーダー不在が最大の問題である」
[唯一の変化か?…私には困ったことではあるが…]
他にも熱心な人がたくさん!
岬町はいろいろな試みをしているのですね。