2012年 08月 17日
大阪府立大カニ調査サポート第5日目 in せんなん里海公園
(17:00~20:40) …参加者[飯島 甲斐 立石 中川] (4名)
せんなん里海公園内
府立大学生 上甫木教授 他10名以上
学生ミーティング後 サポーターミーティング…潮騒ビバレーロビー
定点観測調査…8箇所
①放水路(岬料金所横)…飯島
②あふれ滝
③うみべの森入口…立石
④雨水排水路
⑤田山川河口…中川
⑥自然海岸
⑦カニの道…甲斐
⑧茶屋川河口
15分毎にカニの個体の点カウント
「学生の数が足りないため 我々サポーターも本調査員となり
単独で担当箇所の調査をする
今回は うみ森入口で蚊の攻撃は厳しいが一番楽な場所かも知れない
個体調査だけなら2分で済む
うみ森のビオトープの第1ホースの水が止まっている
ダムの流入口の水位が低下してホースの流入口が浮き上がってしまっていた
ホースの下を掘り埋まっていたブロックを引き揚げるのに苦労したが
何とか流入口を水の中に設置できた
水道水逆流でホース洗浄し何とか正常に水が流入しだした
暗くならないと放仔もないし ここは真水だから特に放仔にも来ないので
定点調査以外は忙しくない…調査をやりながら一連の作業も行えた
閑な分だけ隣接の調査点のあふれ滝を訪問し
女子大生と二人で放仔観察をしていた
サボりながらも5例くらいの放仔観察は出来た
岩の上から降りてきて直に放仔するカニや
降りてきても放仔の場所を探すのに時間をかけるカニ
岩の途中で1時間近く考え込んでいるカニ
同じカニでも放仔のパターンには それぞれ個性があるのが面白い
うみ森の小川も深い場所にはカニも居ないが
浅い場所には割合生息している
水底の藻や底にすむ昆虫が餌になっているようだ
当然観察の途中で夕焼けも十分に楽しめた
せんなん里海公園の夕日や夕焼けは いいものである」
サポートに参加ありがとうございます。
こうした地道な作業が
カニさんを守っていくのですね。
学生さんたちには
しっかり研究成果を上げて頂きたいですね。