2019年10月16日(水)晴れ
「遅寝遅起きパターン」 3時まで読書 9時30分起床
1階で 同居人の電話の声が姦しいので 目覚めた
昨晩の特殊詐欺らしい電話の継続らしい
15日22時に固定電話があり 同居人が受けた
「太一だけど 風邪をひいて熱があり 調子が悪い
近所の医者へ行った 胸に黒い影があるので 大きな病院へ行けと言われ
明日 天王寺の大阪市立病院へ 9時頃行く
母さんの声も聞きたいし 顔も見たい
病院の帰りに寄るわ・・・食べ物は うどん程度しか食べられない」
同居人は大ショックで
「みさき公園駅に着いたら 電話して 迎えに行く
うどんを 炊いて 待っているわ」
・・・ひょっとして 入院するかも知れない
明日病院へ行きたいから 一緒に行って との事
黙って行くのも おかしいので 私が息子の携帯へ電話を入れた
なかなか出ないので 寝ているのかもと 諦めて切った
折り返し 息子から元気な声で電話があり
明日 病院へ行く時に 我々も一緒に行くと言うと
そんなことは 全く電話していないと言う
息子の名前を騙った 誰かであることが判明した
当然天王寺行きは中止した
今朝からも 同居人は息子に電話して元気なことを確認した
娘にも電話して 娘も兄に電話して 元気なことを確認し
再度電話をくれて 警察に電話した方が良いよとの助言
朝の9時10分に 再度偽息子から電話があり 同居人が対応
「今 病院に着いた・・・」とのことで
同居人が「おたくさん 何 太一なの・・・?」と姓名を確認したら
プツリと電話が切れたとのこと
それで同居人が阪南警察の相談室へ電話
20分も経たない間に 警官2名が バイクでやって来て 事情聴取された
その後10分も経たない間に 特殊詐欺の担当刑事が2名やって来て
詳しく 事情聴取していった
恐らく もう電話は 掛らないと思う との事
何の被害もないので 次の展開を聞いてみたら
恐らく 携帯番号が変わったと言い
友人と共同でしていた株で 大損をして
友人が会社のお金を使っていたので 補填に急きょ大金がいる
なんとかして欲しい
今 弁護士と打ち合わせ中なので 弁護士の部下が
お金を取りに行くので 渡して欲しい 等の展開になるらしい
これを事例として 発表に使わせてほしいとの 事なので了解した
早速 岬町の放送で
「特殊詐欺の電話が岬町にあった
おかしな電話があれば 泉南警察に相談すること」と注意喚起していた
同居人は昨晩の電話から 息子が重い病気だと思い
何とかしてやりたいとの 気持ちが高ぶって
やや興奮気味であり 胸がドキドキであったらしい
偽電話だと分かっていても 今朝の 病院に着いたとの電話で
胸の締め付けは 大きくなったようだ
高齢者の不安になることを言い
そのどさくさに 金品を搾取しようとの やり方らしい
何事も確認が大切らしい
我々も 息子に電話していなければ 引っかかっていたかもしれない
警察だと電話があっても 一旦切って 警察の電話を調べて
自分から警察に掛ける方が 間違いないらしい
年寄泣かせの 世の中に なったものである・・・嘆かわしい!!